第2回 『何があっても、いつ、どこにあっても なくてはならない人に おなりなさい』

 平成29年度 文京区立小学区教育対象講習会(順天堂大学 第2教育棟に於いて)で、「小学校段階で必要ながん教育の在り方を考える 〜 予防ではなく、心得について 〜」と題して講演する機会を与えられた。講習会の趣旨は、『『予防を教える』から『心構えを教える』への転換の重要性を理解すると共に、これからの「がん教育」の在り方を考える』と、謳われていた。対象は、区立小学校教員・管理職であった。グループディスカッション、オープンディスカッションもあり、質問もあり、大変充実した、有意義な時であった。まさに「学校現場におけるがん教育の進め方」であり、今後の『学校教育』の重要な課題となるであろう。  
 「目白がん哲学外来カフェ1周年 特別講演会」(目白町教会に於いて)で、講演『空っぽの器 〜 教育とは、人生とは、良い出会いとは 〜』する機会が与えられた。パネルディスカッションあり、『空っぽの器』のテーマソングも披露され、さらに、名古屋からは、親子が参加され、会場は、大いに盛り上がった。
  映画「ハイジ」を鑑賞した(恵比寿に於いて)(原作:ヨハンナ・シュピリ『アルプスの少女ハイジ』)。「ハイジ、アルムおじん、クララ、ペーター、おばあさま」には感激した。「やさしい、素直、思いやり、柔らかな心」、「無邪気に、喜んで、小さなことに、大きな愛を込める」である。9月11日のシンポ「『21世紀のアルプスの少女ハイジ』に学ぶ自己形成」は、歴史的大事業ともなろう。 同じ日、早稲田大学 エクステンションセンター 中野校講座『がんと生きる哲学』同窓会が、開催された。栃木からも参加され、楽しい一時であった。さらに、『がんと生きる哲学』3周年記念 市民公開シンポの企画で、大いに盛り上がった。
  「第64回 スペシャル お茶の水メディカル・カフェ in OCC」は、勝俣範之先生 (日本医科大学教授)の『ピアノ、ギター、歌』のコーナーがあり、慶應義塾大学医学部教授も出席され、多数の参加で大盛況であった。筆者が理事を務める恵泉女学園の創設者:河井道の『何があっても、いつ、どこにあっても なくてはならない人に おなりなさい』の言葉が甦ってきた。日々学びの連続である。






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